やみなべと陰謀


Pre-Pre-Akt


F.E.A.R.のホームページにN◎VA22の質問というコンテンツがあります。質問に答えていくと、キャストのスタイルが決まるというアレです。今回は、それを使ってプレイヤーにキャストを作成してもらいました。経験点は100点〜200点の大盤振る舞い。さあ、作ってもらいましょう。そして、作ったキャストは他のプレイヤーには内緒(もちろん、ペルソナ以外ということですが)という闇鍋企画。というか、僕は参加しない予定だったのにー。にー! 以下は僕がRLをやるハメになった時の再現ドラマ(一部誇張有り)。

ある夜のこと。俺の携帯にコール。

俺(ダメ大学生):なにさね?
先輩(ダメ社会人):あのさあ、シナリオ作れないんだけど。
俺:はあ?貴様はなにを言いたいのかね?
先輩:シナリオくれー!
俺:いやじゃー! おまえ、張りきってたんじゃんかよ。
先輩:今週、忙しかったんだよー。
俺:うるさーい。言い訳など聞きとうないわ。
先輩:鬼! 悪魔! ニンジン!(←人非人のことと思われる)
俺:ひとをニンジン扱いするなー。まあ、話だけは聞いてやろう。
先輩:だって、スゴイのよ。キャスト構成が。
俺:ほう?
先輩:クロマクがふたりいる。
俺:おい。
先輩:しかも、だ。そのうちひとりはクロマク● イヌ◎ カタナじゃー。
俺:めっちゃ使いにくいやん、そいつ。
先輩:あと、そいつを含めてイヌがふたり。
俺:それはいいんじゃないの。スタイルは?
先輩:イヌ◎ レッガー● ニューロ。
俺:そいつは、ゴースト・ハウンドにしよう。

ブラック・ハウンドの電脳班です。隊長は御堂姉妹の真ん中の御堂碧。というか、いつの間にかシナリオを作らされている俺。

先輩:クロマクは?
俺:ニューロの上司。クロマクだしな。
先輩:ゴースト・ハウンド?
俺:いや、マズイだろ。ニューロ入ってないし。うーん、まあブラック・ハウンドのエライ人。
先輩:じゃあ、どうすんの?
俺:まあ、シナリオ入ったらチーム組ませりゃいいんじゃないの。協力して捜査に当たる、ということで。
先輩:あいつら(プレイヤーC&D)協力するかな?
俺:まあ、しないだろうな。でも、そんなことはどうでもいいことなのだよ。
先輩:あとクロマクというのは? というかナゼにクロマク?
俺:うーん、じゃあ司政官のスパイ、ということで。

当時の司政官は天津昂一郎です。今はレンズ君、もとい稲垣光平君ですな。

先輩:ほう。
俺:なんか、レター・ゲームではスゴイことになっているらしいからな。ブラック・ハウンドは。

日本政府の狗、と思われていたブラック・ハウンドですがN◎VA軍大佐和泉藤嵩を拉致して司政府にN◎VAの民主化を要求(脅迫?)。決裂するとイワヤト・ビルに襲撃を仕掛けています。まあ、失敗しましたが。

俺:まあ、そこらへんの兼ね合いで天津昂一郎もスパイぐらい送り込んでいるだろうな、と。
先輩:ほう、そんなんなってるの?
俺:そうみたいね。
先輩:じゃあ、そいつは天津昂一郎の狗、と。もうひとりのクロマクは?
俺:ストリートのネゴシエイター(交渉屋)。
先輩:まあ、使いやすい設定ですな。
俺:そう、どうとでもなる。
先輩:カゼは?
俺:そいつは一番どうとでもなる。フリーのなんでも屋。
先輩:そうね。キャストは決まったけどシナリオはどうすんの?
俺:自分で考えろ。
先輩:死ぬー。死んでやる。
俺:まあ、別にいいけど。
先輩:悪魔!
俺:はっはっはっはっは。……まあ、しょうがないなあ。考えます。

「ブラック・ボックス」をレボリューション対応でやろうかな、と思って読み返していた時期なので、そこからヒントを得ることにします。

俺:「ブラック・ボックス」は災厄ネタだったな、たしか。
先輩:そうね。
俺:じゃあ、小災厄ネタでいこう。
先輩:オーケー。
俺:まあ、考えておきましょう。で、RLは俺がやるの?
先輩:オー、イエー。
俺:マジですか? じゃあ、しょうがないなあ。やりますよ。ああ、やりますとも。やればいいんでしょう!
先輩:俺はどうすればいいの?
俺:来んな。邪魔だ。帰って寝てろ。あ、ちゃんと歯は磨けよ。
先輩:横暴だー!
俺:うるさーい!

ぎゃあぎゃあとケンカをするふたり。まあ、結局は僕がRLで先輩はSR(サブ・ルーラー)をやることになるのでした。やれやれ。


Pre-Akt


RL:今日は、怖いシナリオやるよー。
一同:おおー! コワイ、コワイ。
RL:んじゃ、キャスト紹介して。
プレイヤーA:紫嵐。クロマク● マヤカシ◎ チャクラ。占い師。(←他のプレイヤーにはペルソナしか宣告していません)
プレイヤーB:K太。カゼ● カタナ◎ レッガー。フリーの何でも屋。
SR:え? ケータ?(K太のプロファイルを見る) K? クローンすか?
プレイヤーB:ちがいます。別に、他意はないよ。
プレイヤーD:え、なに?(K太のプロファイルを見て大爆笑)。
プレイヤーB:なにがおかしいんだよう。
RL:「K」かな。
SR:「K」だろ。
プレイヤーA:「K」ですね。
プレイヤーB:なんだよう。普通じゃないかよう。

いや、あんたのネーミング・センスは変だよ、十分。

RL:次、次。
プレイヤーC:ICE。イヌ◎ レッガー● ニューロ。ゴースト・ハウンド。
プレイヤーD:小鳥遊克己(たかなしかつき)。
RL:ブラック・ハウンドに小鳥遊京(たかなしみやこ)っていたよね? 確か?
プレイヤーA:いましたね。“暴走警官”。
プレイヤーD:マジ?じゃあ、名前変えます。うーん。

黙考30秒(周りはうるさいが)。

プレイヤーD:穂積克己。クロマク● イヌ◎ カタナ。ブラック・ハウンド。
RL:じゃあ、始めるべ。

始める前に各自に報酬点10(+外界)点と<コネ>を配っています。各自に配った<コネ>は以下の通りです。あと、今になって思えばキャスト同士に<コネ>をとらせておけばよかったなあ、と。まあ、後の祭りですな。


文責:オサメン

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