やみなべと陰謀
Climax Phase 2 - Kage
RL:ズゴゴゴゴゴゴ!
ICE:ヤバイ、ヤバイ。「きゃー」
K太:「ヤバイ、ヤバイすっよ」と言いながらにこにこしているんだけどね。
一同:(笑)。
K太君はカゼです。でもさあ、微妙に使いにくいよね≪脱出≫は。そんな気しませんか?
SR:「きゃー。きゃー」
穂積:「ちっ、脱出するぞ」
RL:めんどクサイので効果は≪天変地異≫と同じ、ということで。オーケー?
穂積:はい。
RL:廃ビルはホテルをダイナマイトで爆破解体するときみたいに崩れていく。
ICE:爆発がズドム! と起きたら、まあ、私は先頭きって突っ込んでいくタイプじゃないだろうから……。
RL:じゃあ、ICEが到着すると、だ。ナゼかビルは崩れている。
SR:そのタイミングか。
K太:そのタイミングなんだ。じゃあ「今から突入だあ」という矢先に。
ICE:ああ。
RL:トループ突入後でもいいよ。
一同:それだっ!
ICE:じゃあ、あれか「犯人は……」あ、犯人じゃないか。んーと「目標の人物はこの中よ、踏みこみなさい」ドドドドドドドッ! ボーン! ゴゴゴゴゴゴゴ!
SR:今、トループが外の非常階段走ってくれると面白いな、と思った。「ワー!」ドドドドドドドッ!(突入) ゴーン!(爆発) 「ワー!」ドドドドドドドッ!(反転)。
RL:銭形警部の部下たちみたいだな。
SR:そうそう。
ICE:うーん、ぽりぽり(頭を掻く)。<エスケープ>(エースを出す)。
一同大爆笑。まあ、レッガーであることがバレましたな。
K太:逃げた。
一同:逃げやがった。
K太:ト・ン・ズ・ラだー!。
穂積:デーニッツを引っ掴んで脱出を図る。そっちは?
K太:僕はアメンボに乗ってビルの壁面を駆け下ります。ほっといて逃げる。
穂積:<アスレチック>で飛び乗ろうとするけど……(判定しようとする)。
K太:(手でさえぎる)いや、アメンボは同乗できません。
穂積:なにー?
K太:人員は1/0です。
紫嵐:ホバー・ボードですから。
穂積:そうか、ボードか! じゃあ、身体にしがみつく、というのは?
SR:それはガリガリ、と引きずられて……って、おまえふたりじゃんかよ。
穂積:しょうがない。飛び降りますか。
RL:なんか、急にルパン三世風になってきたな。
紫嵐:よし、ルパン三世になる前に退場したぞ。
SR:「よし飛び降りるぞ」「ここ8階ですよ」「なにー! 先言えー!」
穂積:何階ですか?
K太:勝手に逃げちゃうかな。じゃあ、<エスケープ>15。
SR:<エスケープ>ふたり目。
RL:じゃあ、逃げやがってください。
<エスケープ>の目標値は15です。
穂積:じゃあ、デーニッツを抱きかかえて飛び降りる<アスレチック>15。
RL:えー、ここで残念なお知らせがあります。
一同:?
RL:デーニッツさんはトループなのです。
一同大爆笑。まあ、データを作り忘れただけだがな。
穂積:へ?
一同:え? トループなの?
RL:もちろんそうよ。
K太:最初からそうだったの?
RL:モチロンソウヨ。
大嘘です。
RL:まあ、デーニッツは死亡です。
穂積:デーニッツは俺が抱えているんだけど。
K太:いや、神業だしな。
穂積:ぽむ(手を打つ)。
今回の≪タイムリー≫の効果は≪天変地異≫と同じにしたので巻きこまれたトループは死亡します。
K太:まあ、僕はいいや。
穂積:そうなのか。じゃあ、脱出キャンセル。<交渉>21。デーニッツの襟首掴んで……、あのさ、持ち出したブツはどういう形状なの?
RL:ケースに入ってる。
穂積:「おまえの持ち出したケースはどこにある? さっさ、と吐け。吐かないと殺すぞ」
まあ、すぐ死ぬがな。
RL(デーニッツ):「ゆ、夢の島だ」
穂積:「夢の島のどこだ?」
K太:ここにきて夢の島が!
RL:おまえ、夢の島好きな。
K太:うん。
SR:嬉しそうだなあ。
RL(デーニッツ):「そ、そ、そ、倉庫街だ」
K太:夢の島は倉庫街じゃなーい! まあ、いいや。
RL:夢の島にも倉庫ぐらいあるんじゃないかな?
穂積:それで、夢の島なの? 倉庫街なの?
RL:じゃあ、倉庫街。
K太:ちっ。
一同:(笑)。
穂積:「倉庫街のどこにある?」
RL(デーニッツ):じゃあ、べらべらしゃべるよ。
ICE:あーあ、言ってしまったか。
穂積:トラップなどはしかけてあるの?
ICE:そこまではわからないだろう。時間がない。
RL:そうね、タイムアップ。
穂積:うん、そうか「わかった、ご苦労」殺します。
RL:ひえー!
だから、死亡確定なんだってばよう。
穂積:<メレー><無風剣>16。
RL:ダメージ、ダメージ。
ICE:山から引く?
SR:いらないカードを捨てたいらしい。
穂積:えーと、降魔刀で4の……。<無風剣>で増えて……、斬12。
RL:まあ、トループひとりなのでワケもなく死亡。
穂積:じゃあ、脱出をする。<アスレチック>。
だから、リプレイなんだから……(以下略)
RL:そして誰もいなくなった。じゃあ、シーン切るよ?
紫嵐:ちょっと待ってください。私の心の平穏のために再登場したいんですけど……。
RL:次のシーンじゃダメ?
紫嵐:ダメです。絶対に。
SR:心の平穏のためにか、なるほどね。
RL:? では、認めましょう。
紫嵐:では<社会:N◎VA>で14です。えーと、じゃあ、廃墟になったガレキの中からですねデーニッツさんを引きずり出します。
RL:返事がない。ただのしかばねのようだ。
紫嵐:そして≪黄泉還り≫。
SR:では、鎖を。
ブレード・オブ・アルカナ出たばかりでした。それはともかく、≪黄泉還り≫で他者を生き返らせる場合にはそのシーンのうちでなくてはならないのです。
K太:面白いスタイルですな。
ICE:かっこいい。
穂積:すげースタイル。
ICE:かっこいいー、かっこいいー!
クロマク● マヤカシ◎ チャクラですな。他のキャストのスタイルはプレイヤーは知りません。
紫嵐:「だから、次にチャンスはある、と言ったでしょう」と言って、肩を貸してそのまま退場します。
文責:オサメン