やみなべと陰謀
Research Phase 16 - Legger
RL:ICE。
ICE:では、レンズ氏に連絡して「私はとりあえず中華街で(デーニッツの)身柄の確保に専念するので、増援をお願いしますー」
RL(レンズ):「わかった、手配しよう」
穂積:<動員>は1アクトにつき1回しか使えません。
RL:そうね(ルールブックをめくり始める)。
SR:レーンズ!
K太:レンズは<動員>ひとつしか持っていないよ。1アクトにつき1回ですな。
RL:はい。
SR:おしまーい。
ICE:レンズじゃなくても別の人が連れて来ればいいさ。別の人が指揮官としてやってくればいい話だから。
SR:竜二!
穂積:あるの?
SR:1レベル!
穂積:あんのか。
RL:スートが合いませんっ!
一同:(笑)。
ICE:まあ、別に言っておくだけだから。
SR:レンズより御堂葵のほうが<動員>多いぞ。
RL:ブラック・ハウンドのお母さんだ。
ICE:<社会:ストリート>でデーニッツの潜伏場所わかるかね?
RL:えーと、さっき紫嵐はいくつ出した?
紫嵐:21ですね。
ICE:(黙ってシーン・カードを指差す)。
RL:むう、キーか。じゃあ、わかりました。
ICE:では、単身向かいます。とりあえず。では、行っちゃいますです。どんな感じの場所ですか?
RL:どんな感じの場所ですか?
紫嵐:潜伏するなら、やっぱりコフィンでしょう。
RL:棺桶ホテルですか。
紫嵐:死んだようにグッスリ眠れます。いや、そんなことはしませんよ。そうですね、廃ビルではなんなので安アパートかなんかで。
RL:じゃあ、安アパートということで。
ICE:では、その安アパートに<セキュリティ><デッド・ロック>をしかけます。
K太:ちなみに<デッド・ロック>レベルを足すことができます。
ICE:足しても21だから。
エースを出したんですな。
紫嵐:ちょっと待ってください(ルール・ブックをめくる)。<セキュリティ>で対抗して失敗します。
ICE:そして、バタンッ! と扉を開けて「フリーズ! SSSです」
SR:SSS?
ICE:ああ(笑)。「フリーズ! ブラック・ハウンドです。デーニッツさん、申し訳ありませんが身柄を確保させていただきます」≪制裁≫「デーニッツ氏の身柄はわれわれブラック・ハウンドが引き取ります」
RL:≪制裁≫されましたよ。
紫嵐:社会戦ダメージチャートの効果を決めてください。
RL:イヌが来た。ホントにただの犬だった。
一同爆笑。
K太:骨をあげる。
RL:喜ぶ。ばうばう。
ICE:ちがーう。
K太:暗殺? 暗殺?
ICE:拘留、だね。しょっ引きます。
RL:状況が錯綜してきたなあ。
SR:逮捕礼状? いや、イヌが来るだけだ。拘留? ないぞ、そんなの。
K太:じゃあ、洗脳(笑)。
ICE:多分、これじゃないかな?
SR:いや、逮捕礼状はイヌが来るだけ。
穂積:イヌが来てどうなるの?
SR:イヌが来て強制的に退場。退場!? じゃあ、デーニッツさんが連れて行かれて終わりか。
RL:そうだね。
SR:これで(ICEと紫嵐の)一騎討ちなの?
一同:フフフ。
ICE:いや(あせあせ)、と、と、とりあえず退場、と言っておいて、手配されていたのかどうか知らないけど(笑)、手配されていたはずのイヌがぞろぞろ入ってきて「あ、そういえばなんで紫嵐さんここに?」
RL:じゃあ、よくわからないけど、(<動員>の)スートが合わないのに竜二がなぜか来て「こいつを連れて行けばいいんだな」と言って竜二退場。
一同:はやっ(笑)。
いやあ、ファン・サービスです(笑)。
ICE:「おや、紫嵐さん」
紫嵐:肩をすくめて「まあ、ブラック・ハウンドならかまいませんか」
SR:ホントかー?
紫嵐:まあ、どうなんでしょうね?(笑)。
ICE:??? となっているけど突然電球がピカーン! と閃いて……。
SR:巻き打ちっ! ズバシ!
ロマ・サガネタ。祝・復活! みんな、ワンダースワン・カラーをゲットするのだ。
ICE:ピカーン! 「ああ、紫嵐さんがわれわれブラック・ハウンドのために崩れゆく廃ビルの中からデーニッツ氏を救ってくれたんですね。いやあ、どうもありがとうございます」
SR:キラリン! MISS! って感じだけどな。
RL:バカキャラだ。
K太:バカキャラだね。
紫嵐:バカキャラですね。
RL:イラスト描いてもらう、としたらK太とICEはギャグマンガ風の三頭身で、紫嵐と穂積は劇画風の八頭身なんだろうなあ。
K太:そうね、パックリ別けられそうでイヤなんだけど。
SR:じゃあ、K太だけイラストレーターに頼んであしゅら男爵にしてもらおう(笑)。
穂積:(爆笑)。
SR:左半分が劇画風で右半分がコミカル二頭身キャラ。すいません、断面が合ってないんですけど。
ICE:「いやあ、どうもありがとうございます。今ちょっと持ち合わせがないので後でブラック・ハウンドの方からお礼させていただきますから。じゃあ、失礼しまーす」
RL:おおっ! 最後までボケ倒したぞ。
K太:やるなあ。
SR:さんざん場を引っ掻き回して、あっさり帰って行ったなあ。
K太:メチャクチャして帰って行ったぞ。
RL:どーん!(頭を抱える) どうすんだよ、ホントに。
SR:おい、どうやってまとめるの? 想像つかないんだけど。
HELP! I NEE△ $◎MEB◎△Y
HELP! N◎T JU$T ANYB◎△Y
HELP! Y◎U KN◎W I NEE△ $○ME●NE
HELP!!
(HELP!/THE BE☆TLE$)
RL:プレイヤーの行動如何によって展開が全然変わるよねえ、とは相談していたけれど。
SR:こんなになるとは、ねえ。
ICE:私の仕事は穂積と違ってデーニッツを捕まえるだけだから。あくまで、捕まえるだけですから私はこれでいいんです。
RL:ジョウキョウガサクソウシテマイリマシタ。
SR:おーい。
RL:ピー、ガタガタガタガタ。
ICE:(爆笑)。
RL:状況が錯綜してまいりましたッ!!!!!
SR:どうするんだよ? うわー、どうすればいいんだっ!
プレイヤーたちは大爆笑。おまえらなあ……。
ICE:じゃあ、私は退場しちゃいます。
RL:じゃあ、退場しやがりました。紫嵐は場に取り残されたワケですが。
紫嵐:ポケットロンでコールしますよ。えーと、その前にやっぱりお金を貸して欲しいんですけど……。
一同:(笑)。
RL:借入ですか?
紫嵐:報酬を前払いして欲しいんですけど。
RL:わかりました。では、また1プラチナムが振り込まれます。
だんだん、減っていく紫嵐の報酬。
紫嵐:そのうえでポケットロンでコールします。<交渉><コネ:レンズ>の組み合わせで……。
一同:なにー!
いろいろ、面白い<コネ>をお持ちですなあ。
紫嵐:13の……報酬点を12点ぐらい使って……。
ICE:すげー。
紫嵐:25です。
RL:大丈夫?
SR:レンズの【外界】の制御値は18です。
RL:いいの?
紫嵐:どうせ使うなら派手に使います。25です。
RL(レンズ):「ああ、レンズだ」
紫嵐:「どうも、ただいまミスター・デーニッツがそちらに引き取られていったみたいですが」
RL(レンズ):「ああ」
紫嵐:「私もちょっとした都合で動いていましてね。まあ、私が交渉するのもなんなのでこちらのクライアントと直接交渉していただけませんか?」
RL(レンズ):「誰だ?」
紫嵐:「電話で言うのもなんなのでどこかでお会いしませんか?」
RL:じゃあ、マリア・ラグーンで。やっぱり、ヤバイ話はマリア・ラグーンでしなきゃね。
紫嵐:そうですね。そして、私は<コネ:アリス・ローゼン>も持っている。
一同:おおー。
紫嵐:そこでシーンを切ってしまってください。
RL:舞台裏。
ICE:出ちゃいました。
紫嵐:出ちゃいました。
SR:激動のシーンでしたな。
ICE:いやあ、私は言われた任務を忠実に実行しただけだし。
RL:そうねっ!!!!!
紫嵐:RL、私はもうデーニッツさん抱えていないし(市民ランク)Bクラスですし出られますよね、中華街から。
RL:出られますよ。
紫嵐:デーニッツさん抱えてなければ。
RL:(パッツン! パッツン!)
必要以上に力強くトランプを切るRL。動揺しています。
ICE:それにしても、デーニッツさんは大変だよね。殺されたり、生き返ったり、捕まったり。
RL:そろそろ、知ってるつもりに出られるかもな。
紫嵐:いやいや、いつ見ても波瀾万丈でしょう。
SR:あと10シーンはかかりそうな気がする。
紫嵐:あと10シーンは戦える。
SR:ダメだよ、それ言っちゃ。1年で負けちゃうから。
RL:ジーク・ジオン!
一同:ジーク・ジオン!!
RL:ジーク・ジオン!!!
一同:ジーク・ジオン!!!!
紫嵐:フラッシュドライヴ! 「あとこのシーンは戦える」
フラッシュドライヴの効果は1シーン中です。さあ、みんなこういう時こそ<BGMチェンジ>だっ!
K太:<売買>でクロック・ブーストを買います。報酬点1点使います。6。
紫嵐:ヤク買ってる。
K太:安心したまえ。副作用は……じゃない、常習性はない。
紫嵐:そうですね。クロック・ブースト、副作用はあるけど常習性はないですね。
穂積:<社会:警察>でデーニッツの身柄を拘束した、という情報を得たい。12でよい?
RL:まあ、いいでしょう。
穂積:12。
RL:次です。
文責:オサメン